バーグマン200ABSの乗車レビュー!SUZUKIの大本命スクーター

SUZUKI

結論:走り重視の万能スクーター!一台で何でもできる

125ccにはPCXがあります。ではビクスクでは?

バーグマン200でしょう(2022/10/29執筆時)

一台で何でもこなせると書きましたが、それはなぜか?なぜそう感じたのか?実際に乗車してきたので、体感とカタログを軸にお話しさせて頂きます。

万能の理由

そもそも200ccってなんか中途半端な数字やなぁ。と思われませんでしたか?国内を見渡せば250ccとつくバイクが多い中でこのバイクは200ccです。

実のところSUZUKIのジェンマという軸間距離がかなり長いビクスクを購入しました。そして思ったことが…いや。扱いずらいのぉ。

私はよくスクーター(51-125cc)をメインにレビューしていますが、そのスクーターの良さとこのビクスクの良さを融合したのが「バーグマン200」でした。

発売当時は「は?なにこれ?」と思われた「HONDA フュージョン」意味は「バイクと車の融合」で積載ができて楽に移動できるという画期的なもの。それが今度は「原付とビクスクのフュージョン」で200ccだと感じました。実際ジェンマ納車する時、バーグマン200買いに行ったんだけどね…

そのフュージョンと感じれた理由をさらに詳しく見ていきましょう。

バーグマン200の各部位紹介

今回特にここはバーグマンの特徴だと思える箇所を分けて紹介します。

  1. 価格
  2. エンジンと走行
  3. 全長と取り回し
  4. 積載

価格

カタログ数値を見て、もしくは排気量を見てから価格を見ると「ちょっと高いな」と思われた方が多いかもしれません。

バーグマン200 ABS
571,340円(消費税抜き519,400円)

現在の新車価格は上記の通りで結構お高いです。

価格:原付と250ccのビクスク(ForzaやXmax)の間の価格設定なのか…

エンジンと走行

まずは、カタログから

エンジン型式 / 弁方式 H405 ・ 水冷 ・ 4サイクル ・ 単気筒 / SOHC ・ 4バルブ
最高出力 ※5 13kW〈18PS〉 / 8,000rpm
最大トルク ※5 16N・m〈1.6kgf・m〉 / 6,000rpm
内径×行程 / 圧縮比 69.0mm × 53.4mm / 11.0

と一見するとビクスクとは違う箇所が…そう「ショートストローク(行程)」となっています。ゆったり乗れるを目指したビクスクではショートストロークエンジン(低回転重視)のエンジンをそもそも積載する必要はありませんでした。

ですが、このバーグマン200は実は高回転で回しても楽しめるバイクに。

実際4バルブを搭載しており、高回転重視なのはもちろんのこと「走って楽しいバイク」それはビクスクにあったでしょうか?「乗ってて楽なバイク」は多数あったものの、これは本当に乗って、加速して、スロットルを回して楽しめます。

ビクスクに乗り換えて「スクーターの高回転走行が楽しかったなぁ」そんなことを思いますが、このバイクは「タコメーターを搭載」しており、ふけ上がりがかなり好印象ピンクナンバーに乗っているような気がしながらもビクスクに乗っているような…変な感覚に陥りました。

結論:回転させても楽しめるバイク。ビクスクの中でも稀なセッティング。まさに走れるビクスクを目指しているよう。

全長と取り回し

それでは原付(PCX125,160)とバーグマン200とForza250(現行販売ビクスク)を比べてみましょう

フォルツァ250

全長 (mm) 2145
全幅 (mm) 750
全高 (mm) 1360

バーグマン200

全長 / 全幅 / 全高 2,055mm / 740mm / 1,355mm

PCX125 160

全長(mm) 1,935
全幅(mm) 740
全高(mm) 1,105

カタログからもわかる通りちょうど原付サイズとビクスクサイズの中間の全長になっています。実際乗ってみてどうだったのかというと、まさに数字通りで「原付より乗りずらいけど、ビクスクより乗りやすい」

そんな感覚でした。実際に走行に来たのは比叡山で、ワインディングを中心とした走行道路に京都市街地、さらには高速道路も走破しました。

一番印象的だったのはワインディングの走行中のこと、原付ではもの足らない不安定感もなく、かといってホイールベースが長すぎることなく上手に安定感と操作性を両立させていました。実は乗ってみると扱い易いもので、ビクスクの良さでもあり悪さでもある部分を解消してくれていました。

結論:走行もビクスクと原付のちょうど中間、両者の良い部分がうまく調和している

積載

ビクスクといえば積載なのか、それとも原付といえば積載ができないのか。車両によってもちろん特性は異なりますがそんなバーグマン200はいったいどれくらい積載ができるのか

簡易工具を入れてもこの大きさ。まとめ動画としてバーグマン200のレビューを行っている↓

数字にしてシート下積載量:41Lとかなり大きい。動画内では自分のビジネスバッグがそのまま押し込めた。こんなバイクはマジェスティ250しか今までなかった。というのもForza250、XMAXも乗車したが縦幅が足りずそのまま突っ込むことはできない。

上の画像の通りスタンダードなシート積載スペースで(XmaxやForza、G-dinkなど)マニアックな海外バイクも含めてほとんどがこの形状を採用している。

僕みたいなガサツなタイプは何も考えずに放り込めるので、バーグマン200のシート下積載はありがたい。

結論:積載量もビクスク譲りで41Lもある。形状も少し特殊で何でも放り込める。

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