YAMAHA R15の実走行レビュー!日本にフィットした小型フルカウル155cc

YAMAHA

結論:155ccで良いじゃん!ってなる一台ついに日本に

250ccのフルカウルモデルが日本主要4社から出ています。私もカッコイイなと思い普通免許取得後はNinja250Rに乗りました。

時は流れて2023年ついに日本以外のアジア圏で販売されているR15が日本にやってきました。

結論にも書いた通りですが、155ccでいいじゃん。ってなるのでその理由について書いていきます。

YAMAHA YZF-R15の実走行レビュー!まさに新世代250㏄キラー?一台で万能なフルカウル軽二輪だ!
【一言】目次0:00 日本上陸0:34 サイズ感2:06 イントロ2:43 足回り3:56 メーター5:39 ポジション6:25 シート8:00 オプション8:53 エンジン10:03 音12:26 足つき12:52 灯火類14:08 まと...
  1. 小型、軽量で日本にピッタリ
    1. 初めての一台にもお勧めしやすいと思えた
  2. 高速でも余裕の巡航。155ccでは最速でした
  3. さらに低燃費
  4. まとめ

小型、軽量で日本にピッタリ

見た目もかっこいいのですが、やはりなんといっても小型。125ccのYZF-R125も乗車してきましたが、カタログ数値では125ccの方が長いです。

確かに実際見てみるとR15の方が小さい気がしました。(気のせい?)

重量もなんと125ccと同じで141kg

やはり250ccくらいになると重たいですよねー。160kgを超えるものが多いですが、やはり20kgの違いは大きく。ずっしり来ます。

一方私がメインチャンネル(原付二種専門チャンネル)として運営している125ccスクーターなどで、有名なスクーターといえばPCX。PCXは130kgくらいをふらふらしています(モデルチェンジにより)

それと比較しても10kgほどの差なので、本当125ccと変わらない重量は魅力的です。

初めての一台にもお勧めしやすいと思えた

うわー思ってたよりでかいじゃん。といって駐輪場に入らない。大きいから扱いにくい。というのは往々にしてあることです。

↑50ccの横にとめてます

動画でも話してますが、かつてビクスクが毎日スピーカーをつけて走っていた時代は廃れ、毎日見るのはPCXです。

なぜなら、乗りやすい、扱い易い、低燃費。

わざわざ都会に住んでいるともてあますパワーに、スーパーの買い物でも「重たいなあ」と思わされる重量にはうんざりしたこともしばしば(私の体験談)

250ccだと重たいなーと思って車両を試乗した方でもこの20㎏の差はかなりの差なので、一度乗ってみることは価値ありだと思えました。

高速でも余裕の巡航。155ccでは最速でした

軽い。扱い易い。でも「高速に乗れるだけ」の155ccなんでしょ?

私のサブチャンネル(普通二輪専門チャンネル)では現行ラインアップの155cc、160ccを全て乗りました。

その結論から言うと120kg以上で巡行できるのは一台だけ「YAMAHA NMAX」だけでした。最速は新東名高速道路で出した127km/hです。メーター読みなので、120km/h前後が実際の速度です。

ですが、このR15はその速度を大幅に更新。さらにはNMAXだと「ようやく120km/h到達」なんて思ってましたが、最高出力の10000RPMも出さずに120km/hは出ました。

6速/10000RPMは検証できませんでした。というのも到達した時の速度は140km/hを余裕で超えると思います。出せません。(笑)

快適性は?

また、100km/h巡行での振動も激しくなく、90-100km/hだと余裕を持って走れました。150-160ccだと80-90km/h巡行が快適で100km/hを超えるともはや加速は感じられません。

登りになればさらに速度は出ないため、かなり高速は厳しく。乗れるだけ。というものが多かったのですが、100km/h巡行の快適性と最高速度を考えても「乗れるだけ」はR15には通用しないと思いました。

また、低排気量ですがアシストスリッパークラッチが搭載。これが低排気量なので変速の回数が多いため高速でも恩恵がありました。疲れない走行に貢献できていたと思います。

高身長の方向けの余談

私は182cmで立ちごけしたくないマンなので、厚底ブーツを履きますから走行中は185cmくらいあります。

足つきは良好。そしてなにより、フルカウルですがサイドのダクト(タンク下らへん)のカウルに足が擦らずに「ニーグリップがしやすかった」

さらに低燃費

大阪、神戸と街乗りをしてから山道に入り、高速道路も走行しましたが

1L/51kmとなりました。

私はNinja250Rに乗っていたころだいたい26-24km/Lで走っていたため超低燃費です。若者ターゲットのようですが、車両購入費以外が結構高くつくことも多いですが

ガソリンももちろん馬鹿になりません。1L/50km前後で走れるのであればかなり低燃費なのでこの燃費項目においても125ccと比較しても劣らず、コスパの高さがうかがえます。

タンク容量

YZF-R125,R15共用で魅力の一つがタンクの大きさ。11Lあります。500kmは燃費が良いと継続して巡行可能。

400kmは軽く走れると思いますので、125ccとしてはかなりの航続距離。150ccとしても他の排気量と比べてもかなりの航続距離だと思えます。

まとめ

軽い。速い。低燃費。そして、コンパクト。そんなR15がついに日本に来てしまいました。

乗った率直な感想は「150cc台の人気の起爆剤になるかもしれないなぁ」です。

デザインも良いですし、今の日本にかなりフィットしていると思います。高速も乗れますしね。125ccだと「あ、高速、これ自動車専用じゃん」があったら乗れませんが、R15だと気にせずOK。

細かなレビューは動画でしていますので是非チェックお願いします。

コメント